BEFORE I COULD SEE
あたしも、
占いジプシーだった。
あたしは元々、追う女。彼氏だけが生き甲斐で、いつも同じパターンで失恋してた。
何とかしたい想いから、電話占い。対面。メール鑑定。使った金は……途中から数えるのをやめた。
男の名前が変わっても、聞くことは毎回一緒。
「彼の気持ちが知りたい」
『彼はね……』
甘い答えをもらったその日だけは安心して眠れた。けど、何も変わらない。数日後にはまた不安になる。この繰り返し。
今ならわかる。
あたしが買ってたのは、その時だけの「安心していいよ」って許可でしかなかった。
THE DAY IT OPENED
「あんた、視えてるよ」
占いを渡り歩いた最後に、一人の女へ辿り着いた。あたしが今も師匠と呼んでる人。
師匠の元へ通い詰めるうち、気づけば客じゃなく、お茶を出す側になってた。
ある日、常連の相談を横で聞いていたら、その人がまだ話してない場面と相手が言おうとして止めた言葉が、急に頭へ入ってきた。
そして、後日、その通りになった。
終わったあと、視えたままを師匠に話した。
「あんた、気付いてないかもしれないけど、視えてるよ」
一番信じてなかったのは、あたし。でも、その日から、ただの違和感だと思ってたものが、色や場面を持って入るようになった。
BECAUSE I WAS THERE
元・追う女のあたしだから、
できる鑑定がある。
恋がうまくいかない時の苦しさは、嫌っていうほど経験してきた。
たった一通のLINEで眠れなくなる夜も、会えない理由を信じて待つ時間も、友達には平気な顔をするしんどさも知ってる。
だから、視えたものを上から言い渡すだけの鑑定にはしない。
あんたの気持ちを受け止めたうえで、今の二人に何が起きてるのかを言葉にする。
視えた色だけで、彼の気持ちを決めない。彼が言ったこと。実際にしたこと。二人に起きてきたこと。そこまで重ねて、今の二人を言葉にする。
「当てて終わるな。
選べるようにして返せ」
師匠から何度も言われた言葉。今も、あたしの鑑定の真ん中に置いてる。
FOR THE WOMAN I USED TO BE
あの頃のあたしに
渡したかった鑑定を、
今のあんたへ。
今の二人がどこにいて、
何が一番止まってるのか。
無料であんたの恋を視る。
登録後、「無料鑑定」と送って
鑑定は、相手の行動や未来を保証するものじゃない。今ある材料から、あんたが次に見る場所を一緒に確かめる。